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うらかた日記


 北九州の酒文化、「角打ち(かくうち)」も登場!

2011/8/29

北九州市の立派なパネルがあります。
ここは、どこ?



ここは、東京都千代田区。
実行委員会のメンバーが、『北九州市シティプロモーション首都圏本部』に
お邪魔しています。

今回の総会のみどころのひとつ、「会場内は、リトル北九州 in 関東」。
会場を装飾する写真の多くは、 こちらの『首都圏本部』のご協力によるものです。



これらを関係各部署に掛け合って集めてくださったのは、次長の簑田昌一さん。



霞ヶ関や永田町との連絡・調整、企業誘致、観光振興などを手掛ける『首都圏本部』で差配を振るわれながら、今回のような同窓会からの協力依頼にもご対応くださいます。

北九州市をあらゆる角度からよくご存知の簑田さんに、
総会準備をする中で浮上した、幾つかの疑問についてお尋ねしてみました。

「全国における北九州市の知名度はどの位でしょう?
実は、今回のテーマを決める時、
“Feel Your 北九州” にするか、“Feel Your 八幡” にするかの議論がありました。
五市合併以前のイメージが強い人もいるし、
対外的にも、北九州は九州北部のことと思う人が多いのではないかと。」

「全国1000 の市区町村について調べた3 年前の『地域ブランド調査』によると、
新宿区、渋谷区、鎌倉市、軽井沢町などが並ぶ中、北九州市の知名度は44 位でした。



福岡県については、福岡市が15 位前後で、
歴史の教科書にも登場する大宰府は確か100 位を下回っていました。
1000 中の44 位ですし、北九州市は知られている自治体のひとつかと思います。」

「なるほど。出身地を聞かれると、ちょっと面倒な気がして福岡県と答えることもありましたが、 これからは、北九州市と答えたいですね!」

そして、こんなこともお尋ねしました。
「Feel Your 北九州と言っても、住んでいた時期により、My 北九州が異なると思われます。最新のMy 北九州、つまり、今、北九州に住んでいる人にとっては、北九州イコール何なのでしょうか?」

見せていただいた資料によると、
現在北九州に住んでいる人が「北九州市が誇れるもの」と思うのは・・・

20 代の50% が「焼きカレー」、



30 代の40% が「子育て支援の充実」、



50 代の46.4% が「スペースワールド」、
60 代の59.3% が「官営八幡製鉄所」、
70 代の57.1% が「松本清張記念館」。

お邪魔した実行委員会のメンバーは、いずれも北九州を離れて三十年前後経っていましたが、調査結果と共通なのは「八幡製鉄所」だけ。
やはり、今回の総会で幅広い世代の方に楽しんでいただくには注意が必要そうです。

そして、簑田さんはこうもおっしゃいました。
「今住んでいる人で、だいたいどの世代でも共通して出てくるのは、
『わっしょい百万夏祭り』と『スペースワールド』ですよ。」

今年の総会は、今日現在、「中21 期(昭和19 年・1944 年卒)から高63 期(平成23 年・2011 年卒)」 の67 世代に渡る方々からお申込みをいただいています。祭りと言えば、『起業祭』の方もいらっしゃれば、 『わっしょい百万夏祭り』の方も。

その中で多くの人が楽しめるよう、
景色もフードも、極力共通項を抽出するように心がけています。
そして、選んだ北九州の文化、「角打ち(かくうち)」もそのひとつ。

角打ちとは、酒屋の店内で酒を飲むこと。
酒屋の中にカウンターがあって・・・きっと、覚えがありますよね?
なんと、あれは北九州が発祥という説があります。

角打ちは以前からありますし、最近また見直されて北九州ではブームとなり、
さらには、全国的にもブレイクしつつあるのだそうです。
それに伴い、立ち飲みとの混同も起きているようで・・・

「東京ではよく、角打ちと立ち飲みは同じだろ?と言われますが、
違う!違う!角打ちは酒屋の店内での量り売りが基本やから!と返しています。」



総会当日は、酒屋ではありませんが、
異世代交流の場の「TSUNAGARU コーナー」で、
懇親会の後半から33 期が女将に扮し、一升瓶からお酌します。



もちろん北九州の地酒もご用意いたします。
時空を超えて、会話と地酒を楽しみましょう。

※参考
■北九州角打ち文化研究会
http://kakubunken.jp/



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